🌞熊野神社例大祭🍧
2024年09月26日(木)
事務局
事務管理部です。
去る9月7日、昨今のコロナ禍で、昨年まで取り止めとなっていた熊野神社例大祭が、実に6年ぶりに開催されました。
神社で行われる行事には大祭・中祭・小祭の主に3つに分類され、例祭の別名を例大祭と云い、大祭の中の1つに分類されます。
大祭は神社にとって特別であり、その中にある例祭は特に重要なものと云われています。
熊野神社例大祭は2日間行われ、1日目は子供たちが中心となった子供神輿と山車、2日目は大人たちによるお神輿が志茂を練り歩きます。
この日は子供神輿と山車が予定され、みずべの苑ではデイサービス・グループホームのご利用者の皆さんと久しぶりの例大祭に少し興奮した様子で見守っていました。
遠くの方から太鼓の音と“わっしょい、わっしょい”という声が聞こえ、志茂3丁目を練り歩くルートの途中でみずべの苑にも遊びに来ていただきました。
目の前で見る神輿と、ご利用者の皆さんも大喜びでした。
町内会長をはじめ、志茂3丁目の子供神輿の皆様、この日のためにご尽力くださった皆様、ありがとうございました。
また、熊野神社の行事の1つに白酒祭(オビジャ行事)というものがあります。
地域の五穀豊穣を祈願した当時の村の行事が起源とされており、熊野神社の裏にある川の清水で白酒を仕込み、それを祭礼日に振舞っていた(現在は甘酒を振舞っている)ことから白酒祭と云われているそうです。
毎年2月7日に開催され、大きな丸の中に鬼と書かれた的を矢で射抜く「オビシャ(御歩射)」という行事が祭りの中で行われます。
これらは平成14年に北区指定無形民俗文化財にも指定されています。
非常に貴重な文化財だそうです。ご興味のある方は、熊野神社(北区志茂4-19-1)に立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。