📚👫🏢「第9回 うらら地域連携フォーラム」を開催しました🏢👫📚
事務管理部です
社会福祉法人うららでは2013年より介護や医療、地域ケアにまつわる題材をもとに専門家や関係者をお招きし、講演・ディスカッションを行う「うらら地域連携フォーラム」を開催しています。近年のコロナ禍という事もあり、前回の2019年以降、5年ぶりに開催いたしました。
去る11月28日、第8回目となる今回は「身元保証」をテーマに2部構成で行いました。
第1部では身元保証とはどのような場面が想定されるのか、ご自身の経験と事例をもとに、弁護士・社会福祉士の資格を持ち、成年後見案件を中心にそれらにまつわる債務整理にも造詣が深い、弁護士法人東京パブリック法律事務所所属の飯田弁護士にお話しいただきました。
また、第2部では医療・福祉分野で活躍している方々をお招きし、事例(独り身で身寄りのない方の入院時の対応について)をもとにパネルディスカッションが行われました。
第2部の事例の一部をご紹介します。
ご利用者が施設利用中に体調不良を起こし、職員が病院まで付き添うことに。
そのままご利用者が入院し、その手続きするために夜遅くまで対応。
独り身という事もあって病院側としても情報収集を念入りに行う必要があり、施設職員も可能な範囲で確認作業を行うなど、各々の立場から多くの苦慮が見られました。
対応策の一つとして、「ケアマネージャー・施設・ご利用者で緊急時の対応を確認しあうことで、一定の範囲内で事前準備を整えることができる」との意見や、他にも「照会ができる行政サービスのようなものがあれば、負担の軽減が可能なのではないか」など、今回の事例に関してフォーラムの参加者からもご意見をいただき、様々な議論が交わされました。
第1部での後見人と身元保証、保証の範囲やできることの内容など、全体を通して非常に興味を引く内容が多く、印象深いフォーラムとなったのではないかと思います。
この度の「第8回 うらら地域連携フォーラム」の設営に携わってくださった皆様、ご参加いただきました皆様に心より御礼申し上げます。次回の題材は未定ですが、来年も開催予定となっております。「第9回 うらら地域連携フォーラム」で、皆様のご参加を心からお待ちしております。