🐯新年のご挨拶🐯

2022年01月04日(火)
事務局

事務管理部です。

 

新年あけましておめでとうございます。
社会福祉法人うららは感染対策を万全に本日1月4日より仕事始めとなります。
新年恒例の理事長による年頭の挨拶は、例年みずべの苑の1階で行いますが、本年は昨年に引き続き感染状況を鑑みてリモートにて行われました。

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(以下、理事長による年頭の挨拶)

 

 
 皆様、明けましておめでとうございます。令和4年の年頭にあたり一言ご挨拶を申し上げます。

 

 思い返しますと、昨年の年始はコロナ感染拡大を案じる不安なスタートでした。それ以降、1日の新規感染者が全国で7千人を超えるようなピークを2度迎え、さらに8月にはその数が一気に2万5千人を超え、一時的に治療中の感染者総数が250,000人を超える事態になりました。その後も不要不急の外出自粛、マスクの着用、アルコールによる手の消毒、そしてワクチン2回接種の推進など様々な対策が徹底された結果、果たして何が一番功を奏したのかよくわかりませんが、あれよあれよという間に新規感染者数が激減し、昨年末には都内の1日の新規感染者が1桁という日もありました。
 しかしその後、年末から今年の年始にかけて僅かずつですが再び日々の新規感染者数が増加傾向に転じており、更に海外から持ち込まれた変異株「オミクロン」の市中感染が新たな脅威となっているのも事実です。

 

 このような状況の中、職員の皆さんがコロナに怯えながらも自らを鼓舞しつつ、本来の職務を全うしていただいていることは誠に尊く、心より敬意を表しますと共に御礼申し上げます。尚、うららにおいても個人の避け難い感染は若干見られましたが、幸いクラスターに拡大することなく早期に収束できたことは正に皆さんの日頃の研鑽と努力の賜物であったと確信しています。

 

 ところで、この間の業績はといいますと、コロナ禍により相応のダメージを受けたことは事実です。
率直に申し上げて、日々の活動に大幅な自粛を余儀なくされた部門ほどその影響は大きかったと言えます。しかしここで「コロナだから仕方がない」とあきらめてしまっては今後の事業の維持・回復は望めません。新規感染者が減っているからといって安易にコロナ禍以前のサービスに戻すのは如何にリスクが高いか、既に皆さんが十分ご認識されている通りです。そこで引き続き万全の感染予防対策をしつつ、これまでの「形」や「やり方」に拘らない新たなサービスを創出し、提供していくことが求められているのだと気付かされたわけです。

 

 さて、うららが今年から新たな組織体制でスタートすることは既にご案内の通りですが、その目的の一つとしてこれまで以上に各組織がリーダーを中心に、メンバー全員で安全、安心の新たなサービスの創造に取り組んでいただきたいと考えています。もちろん口で言うほど簡単なことではありませんが、「新しいことに挑戦してより良いサービスを提供し、ご利用者の皆様に喜んでいただくという仕事のやり方」そのものに面白さを感じていただきたいとも思っています。慣れ親しんだやり方を変えたくないというのは『ヒト』の自然な自己防衛反応の一つかもしれませんが、世の中の進歩の殆どは新たなことへの挑戦の結果だったとも言えます。
どうぞ臆することなく先ず一歩前進しましょう。

 

 ところでもう一つ今年のトピックスとしてお知らせしたいことがあります。
今年の春にはベトナムからの留学生の内4名の方がいよいよ専門学校を卒業され、うららに常勤職員として勤務していただくことになりました。既にアルバイトでお仕事をされていたのでご存じの方も多いと思いますが、晴れて入社されましたら新たな気持ちで引き続きご交誼、ご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いします。

 

 最後になりましたが本年も皆様の心身の健康を心より祈念しております。無意識の内にもコロナ禍により心身に疲労が溜まっている方も多いと思います。些細な悩みや心配事であっても、気になることがありましたらどうぞ遠慮なくご相談ください。うららもそれを真摯に受け止めて皆さんを支援して参ります。

 

それでは本年もよろしくお願い申し上げます。

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理事長よりこのような激励の言葉をいただき、職員一同、身が引き締まる思いです。

 

2022年の今年は、新体制でのスタートとなります。
今後もご利用者、ご家族、地域の皆さま、関係各所の皆さまに安心していただける質の高いサービスが出来るよう精進してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。