🐰新年のご挨拶🐰

2023年01月06日(金)
事務局
 

事務管理部です。

新年あけましておめでとうございます。
社会福祉法人うららは感染対策を万全に1月4日より仕事始めとなりました。
新年恒例の理事長による年頭の挨拶は、例年みずべの苑の1階で行いますが、本年は昨年に引き続き感染状況を鑑みてリモートにて行われました。

 

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(以下、理事長による年頭の挨拶)

 

皆様、明けましておめでとうございます。令和5年の年頭にあたり一言ご挨拶を申し上げます。

 

 はじめに昨年を振り返りますと、やはり間もなく丸3年を経過する新型コロナウィルスとの闘いに明け暮れた1年でした。
人にとっては“いつまでこんな状態が続くのか”と嫌になる毎日でしたが、この間もウィルスは変異を重ねつつ今日までしぶとく生き延び、再び感染拡大を引き起こす脅威を保っています。

 

 政府はここにきてウィズコロナを掲げた政策に転換しつつあり、“国民の健康”と“経済の回復” を天秤にかけながら種々の対策を講じているようにも思えます。
となると感染予防対策の実行は益々自己責任となり、運悪く感染した人には医療体制を整備して対処するということのようです。
そこでうららでは今年も引き続き自己防衛を念頭にこれまでの感染予防対策を徹底して継続していきたいと考えておりますので、皆様のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
尚、寒い時期ではありますが、積極的に部屋の換気を行っていただくよう重ねてお願いいたします。

 

 昨年はコロナ禍に加え、ロシアのウクライナ侵攻に端を発した世界的な原材料の不足、更には急激な円安に伴い公共料金や生活必需品まで値上がりし、法人はもちろん、皆さんの生活にも深刻な影響を及ぼす事態に至りました。
一部の大手食品メーカーなどは今後の商品値上げを既に公表しており、生活への更なる影響拡大が懸念されます。
一方行政を司る内閣は、不幸にも元首相が凶弾に倒れた後、様々な疑惑が噴出しており、その解明を求める野党の追及は厳しく、政策の審議も儘ならない状態に陥っています。

 

 このような状況の下、昨年のうららの業績は年度初めから苦戦を強いられておりましたが、夏場のコロナウィルス感染が峠を越え、秋を迎えた頃からようやく復調の兆しが見えてきました。これも職員の皆様のたゆまぬ努力と工夫のお蔭と、心より感謝申し上げます。

 

さて、いよいよ新たな年を迎えたわけですが、今年の干支は癸兎(みずのと・う)。細かい説明は省きますが、「これまでの努力が花開き、実り始める年」なのだそうです。

 

 毎年、その年の干支に込められた“期待”通りに事態が展開するという保証があるわけではありませんが、少なくとも私たちが取り組むべき課題の方向性を示してくれていることは確かだと思います。
これまでコロナ感染予防対策を進めながらも新たなサービスやその提供の仕方を工夫し、挑戦してきたわけですが、その地道な努力が今年は徐々に実を結んでいくのではないかと期待しています。
まだまだ一喜一憂するような事態が続くかもしれませんが、それに惑わされることなく、それぞれの目標を見据えて取り組んでいきましょう。

 

 ところで昨年の春にはベトナムからの留学生4名にうららの正規職員として加わっていただきました。
そして今年の春には新たに二人の方が入社される予定です。更に次の候補となる留学生の受け入れと支援も進めております。
たとえ国籍が異なっていても、より良いサービスを目指す気持ちを一つにし、互いに切磋琢磨しつつ成長していきましょう。

 

 最後になりましたが本年も皆様の心身の健康を心より祈念しております。
冒頭に申し上げた“いつまでこんな状態が続くのか”という不安の中、“コロナ疲れ”、“仕事疲れ”、“生活疲れ”と心身の疲労が溜まっている方も少なくないと思います。
些細な悩みや心配事であっても、気になることがありましたらどうぞ遠慮なくご相談ください。
うららもそれを真摯に受け止めて皆様を支援して参ります。

 

それでは本年もよろしくお願い申し上げます。

 

令和5年1月4日
社会福祉法人うらら 理事長   平尾   宰

 

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理事長よりこのような激励の言葉をいただき、職員一同、身が引き締まる思いです。

今後もご利用者、ご家族、地域の皆さま、関係各所の皆さまに安心していただける質の高いサービスが出来るよう精進してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。